毎日お仕事お疲れさまです。暑い外界から帰ってくると、風呂に入り、洗濯物を回し、ご飯を作って食べて寝る。
家に帰ってきても家事以外する気が起きない。
だるい。こんなことずっと続けていくと、もう生きることがダルくなる。
そんなあなたに試してほしい映画、3つほど選んでおきました。錆びついた感情を引きずり出すような劇薬映画を選んでおいたので良かったら覗いて見てほしい。見ればきっとキマるハズ
観たい気持ちが膨らんで、家路までの足取りが少しでも軽くなる事を願って。
・積み上げたものぶっこわしてNetflix版「Death Note/デスノート」
熾烈な頭脳戦を繰り広げる大人気漫画DEATH NOTE、その実写化作品がNetflixによって制作されたことで話題になった映画だ。
・どんな話?
原作漫画より遥かに頭の弱い大学生が、死神と女の子とノート、そしてLに振り回されるアメリカナイズされた超自然的スリラー映画。
序盤の大まかなストーリーラインは原作と似ているが、キラとしてアメリカにカルトを巻き起こした所からアメリカナイズされていく。
・推し所
洋画史上最強腹黒ヒロイン ミアは見ていてムカつくし、冷静キャラが剥がれブチギれ拳銃片手にライトを追っかけ回すLは見ているだけでどうにかなりそうになる。
そんなときにそっと癒やしを差し伸べるウィリアムデフォー演じるリュークが何故か可愛く見えてくる。何を言ってるかわからないと思うが俺もわかってない。
DEATH NOTEという名前だが頭脳戦もへったくれもない。これは見るパラドックスと言っていい。
なぜならこれはミステリーではなく、スリラー映画。恐怖を煽るためのスリルを楽しんでほしい。
・ゲス旦那がかわいそうにならない。寺生まれのTさん上位互換邦画ホラー 「来る」
日本の小説「ぼぎわんが、来る。」が原作の国産ホラーだ。視聴後には何故かハンバーガーを食べたあとのような…洋画ホラーを見たような後味がたまらない作品。
和風ホラーなジメッとした展開ながらも、キャラクターにパワーがありすぎて、アッツアツのアスファルトに打ち水してるように怖さがすぐ蒸発するので不思議だ。
・どんな話?
育メン気取りの妻夫木聡が怪異に襲われ、登場人物たちも巻き込まれていくのに誰も可哀相にならないほどドクズ。ラストで日本全土にいる多ジャンルな霊媒師達がクロスオーバーする電子ドラッグ型映画
o結構弄っているけど、いつまでも姿を表さない怪異が怖すぎるから本当見てくれ。
・推し所
1.日本で一番胡散臭い父親を演じられる妻夫木聡
なんといっても事のはじまり…というか怪異を引き連れてしまった田原秀樹を演じる妻夫木聡。何言っても取り繕って適当にやり過ごしてる感がすごい現れる主人公がクズすぎる。
これは主人公に言えた限りではないが、登場人物が割と死ぬし、それまでの経緯というのはかなり物悲しい。だがやはり性格的な部分があまりに低すぎて可哀相にならない。そう感じている自分がまともかわからなくなるようなキャラクターだ。
2.小松菜奈かわいい
小松菜奈かわいい(クソデカボイス)
以上です。
本作品は悩み事をしている人にはうってつけ。
しっかり怖いし、ラストでは期待以上の意味不明さと面白さが波となって押し寄せてくる。スタッフロールにたどり着く頃には頭の中身が白紙に戻っているほどのインパクだ。是非ともその目で見てほしい。
因みに原作小説には続編が存在する。もし気になっていたらそちらも見てみるといい。
・間のとり方が完璧 サイコサスペンススリラー「セブン」
セピアなトーンとグロテスクな殺害現場がクラシックさを引き立てる名作映画。
終始落ち着いた雰囲気の中で足掻くブラピに感情移入が止まらず、ラストの掌返しが予想を返してしまう。
・どんな話?
7つの大罪になぞらえ犯行を追いかける二人の刑事物語。読めない犯行動機が絡め取り、観客の代弁者のようなブラピに襲う悲劇が辛い…
・推し所
結構刑事ものってワンパターンな所がある、そういった固定概念がある人ほどのめり込む危険な映画だと思う。
動機のない犯罪ってわけでもないけど、理解しがたい犯人の行動が狂気がかっていて本当に驚く
とりあえずここまで!
腐るほど映画があって、サブスクによっていつでも映画を楽しめる状況にある僕ら。映画を腐らせるなんてもったいない。
見て聞いて始めて楽しめるのが映画、是非これを起爆剤にお家で映画を楽しんでほしいとおもう。日がな我慢しているサラリーマンは、お家にいるときくらい発散しよう。