アメコミヒストリー

マーベル振り返ったり考察したり

フェーズ1最後の作品 アベンジャーズの小ネタ大盛り。ヲタクのしおり。

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どのシーンを切り取っても絵になる映画アベンジャーズ

というのも全体的にまるで演劇を見ているような構成になってる事が多い。というのも監督のジョス・ウェドンは一年後にシェイクスピアを題材にした作品を監督している。


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そこによる影響があったのかどうかわからないが、セリフにもでてくるので全くないわけではなさそうだ。

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では話を切り替えて小ネタを解説していこう。長くなるので時間があるときにでも見てくれ…

 

 

・チタウリの小ネタを3つほど
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ロキによって開かれたポータルから現れたサノスの配下。彼らはチタウリという名前の部族。

一応2種類いるようで

一般兵のチタウリソルジャー

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指揮官のチタウリコマンダー

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がいる。僕は名前ついていたことさえ知らんかった。ごめんね…

因みに本作のハルクとエンドゲームに出てきたスコットにワンパンでのされたでかい生物の名前はリヴァイアサンだ。

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彼らが地球に残した技術はあらたな脅威として根深く残っている。

 

 1.銀河最弱エイリアン

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何故最弱かと書いてるのかと言えば、エンドゲームの削除シーンで言及されてあるからだ。

ロケットがアベンジャーズ初戦のチタウリに苦戦した話を聞いて「彼奴等は銀河で一番弱いwww」と笑ったのだ。まぁ戦艦一撃で全滅したからな…。

怒ったトニーが頭頂部をバリカンで刈り上げたのでよしとする。

 2.原作のチタウリ星人、その特性

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原作にも登場しており、MCUのモデルとなったアルティメットユニバースが走り。もう既にマルチバースの概念を取り入れていたマーベルは、正史世界とアルティメットバースは別世界としている。

チタウリは正史世界で言うところのスクラル星人で、その特性は人間の臓器と脳を吸い出して成り変わる。という野蛮さ。でもこれ、もしかしてシークレットインベージョンにでてきたりしないか…

正史世界にも登場するが、宇宙列強種族と言われるほど高潔なスクラル星人はチタウリ族と勘違いされるのを嫌っている。

 

 3.スクラル星人が先に出るはずだった?映像化権利問題の代替

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アベンジャーズの最初のプロットではスクラル星人が侵略をする予定だったそうだ。

残念ながら2012年当時、映像化権利を持っていたのは21世紀フォックス。マーベル・スタジオがスクラルを登場させられるようになったのは7年後になる。

かわりにチタウリが先出しとなった。

 

 

・ロキの杖 セプター
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サノスの配下ジ・アザーによって渡された槍のような杖、これはセプターという名前だ。マインドコントロールできたり、よくわからないビームで敵を消し飛ばせたりとなかなか驚異的な武器。

劇中では四次元キューブとロキはソーと共にアスガルドに連行されたが、セプターは地球に残っており、SHIELDが保管していた。

 

だがその実、四次元キューブと同様にセプターもインフィニティストーンを内側に内包していることが後々に明かされることに。

 

 

・ペガサスプロジェクト
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ペガサス計画というプランがニック・フューリーによって実行されていた。劇中では既に始まっていた計画だが、これについて詳しく言及はされてはいない。


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発端としてはマイティ・ソーで現れたデストロイヤーにより街が一つなくなってしまったことにより立案されたものだ。

無論過去を遡ればキャプテン・マーベルに現れたスクラル星人。f:id:rkomuta:20220827104021j:image

ヒドラの武器に使われた未知の物質、四次元キューブ。

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宇宙には驚異的な存在が地球を襲うかも知れないという状況下にあるため、その対抗手段として計画さたのがペガサス計画だ。

それにより開発されたのがデストロイヤーキャノン。素材はデストロイヤー。


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ロキを吹き飛ばすほどの威力を持つ武器だ。

 

 

・LMD

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トニーとペッパーのお家デート中、コールソンから着信がきた。その時にスタークが冗談で誤魔化そうとしたシーンに小ネタがある。

字幕にある、ライフ・モデル・デコイ(Life-Model Decoy)と書かれている。これは所謂イースター・エッグだ。

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原作ではSHIELDが開発したアンドロイドのようなもの。基本的には遠隔だが稀に自我と記憶が書き込まれた個体もある。まるでパーマンコピーロボットだ。

因みにエージェント・オブ・シールドにも登場している。


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ホーキング博士は実在している。
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普段の彼はまるでホーキング博士

というセリフが飛び出した。ニュアン的には稀代の天才といいたいのだろうが、観客同様あまり伝わりのいい表現ではなかった。

だがこれはマーベルのキャラクターではなく実在した頭のいいお方、ティーブン・ウィリアム・ホーキング博士のことだ。


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彼の分野は物理学、天体物理学、そしてアントマンでもお馴染みの量子宇宙論という分野の父だ。なにより彼の業績として有名なのがタイムスリップは不可能とされる時間順序保護仮説

コールソンのセリフが、インフィニティサーガにおいて最大のアンチテーゼとなっているので、そう考えるとゾワゾワしてくるし、トニーがタイムスリップに否定的なのが革新になる。

 

・ブルース・バナーが登場
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インクレディブル・ハルクからブルース・バナーが登場したが俳優はマーク・ラファロに交代していた。

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前役のエドワード・ノートンは映画製作口出しおじさんとして有名で、そこがマーベルスタジオと合わないと判断。ハルク役を降ろされたようだ。

現在ではシーハルクでも作中でラファロがイジっていた。

 

まぁいまでこそ正解だったと思える。残念だけどね。

 

 

・ここにもでてくるシットウェf:id:rkomuta:20220827111244j:image

マイティ・ソー、マーベルワンショットにも現れたこのスキンヘッドのシットウェを見つけただろうか。

コールソンと同じように多忙なシットウェルが劇中でも拝める。

 

・トニー・スタークはロック好き
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ロキが美術館を襲撃したシーンでは、トニーはアイアンマンスーツと楽曲と共に現れた。これはロックバンドのAC/DC、shoot to thrill という曲だ。

トニー・スタークはどうやらロック好きだ。劇中もブラック・サバスのバンTを着用している。

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・ナノライトニングリフォーカサーのデータ。キャップの盾とムジョルニア。
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ロキ奪取後のソーとアイアンマンのバトルシーンでは、神の雷をアイアンマンが受ける場面があった。

このシーンはエンドゲームでも活かされているようで、ジャービスがキチンとデータ収集。すぐ反撃に出ていた。

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そしてムジョルニアのハンマーをキャップの盾と競合したシーンも印象的だ。

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この2つのシーンを覚えていると、後々の興奮に一役買ってくれる。

 

・ビルジスナイプ
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ソーが説明したビルジスナイプという生物。これの姿はアニメ版アベンジャーズにて確認できる。f:id:rkomuta:20220827115829j:image

アニメに出てきたビルジスナイプはソーのペットとして出演した。

 

アインシュタインローゼンブリッチ
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他空間を繋ぐワームホールアインシュタインローゼンブリッチも出てきた。

マイティ・ソーではセルヴィグ博士とジェーン・フォスターが言及していたが、今回は四次元キューブを使ってセルヴィグ博士が発生させた。これによって彼は天体物理学として名を上げることになる。

 

アインシュタインローゼンブリッチの解説については本ブログで掲載しているので気になったらそちらをどうぞMCUに出てきた科学知識をちょっとだけ解説。マイティ・ソーとインターステラー - アメコミヒストリー

 

 

 

 

ここらへんにしとこうか!

まだまだ掲載したりない話題がいっぱいあるが、ここまでとしておきたい。これを見てまだ気になることがあれば、ブログ主が調査して記事にしたいと思うのでよろしくおねがいします🙇

ではまた。