フェーズ2の開始作として始まったアイアンマン3。だがアイアンマン単独シリーズとしては最終章。
MCUの顔でもあるトニー・スタークが最後になるかもしれないと話題になったのには斯々然々な理由があった。
その理由も合わせ、アイアンマン3の小ネタをまとめたいと思う。
・契約満了したロバートダウニーJr
実はここにきてトニー・スターク役のロバートダウニージュニアの契約が満了になったのだ。
後に契約更新したので以後も登場することになるが、交渉として「主演をしない。」という条件を提示した。
これによって、単独作品のアイアンマンは出てこなくなったのだ。
・AIM
アルドリッジキリアンが創設者となっている軍事企業のAIMが登場した。本作品でこそ悪役としてキリアンは立ち回ったが、原作でのキリアンもAIMも大いに異なっている。
1.キリアンは自殺していた。
フューチャーファーム・コーポレーションの科学者。エクストリミスを横流した男性で、遺書置いてオフィスで自殺していた。その姿も結末もまるで違う。
2.ヒドラの科学部門
原作でのAIMはヒドラ党の科学部門。軍事企業として展開はしておらず、人に仇なす悪の科学秘密結社。
その上、モードックと呼ばれる汚いカービィみたいなヴィランも所属していることで有名だ。
アントマン&ワスプ:クアントゥマニアでモードックがデビューすることが公式にアナウンスされている。
ドラマ ワンダヴィジョンではAIMの存在が示唆されているなど、AIMという組織がいることは覚えていた方がいいだろう。
・エクストリミス
本作品ではエクストリミスというナノマシンが登場した。傷を瞬時に癒やし、身体に強靭なパワーを与え、鉄をも溶かす熱を放出するなど、割とチートなバフだ。
エクストリミスを投与された兵士は、エクストリミスソルジャーと呼称され、以後の展開でも登場している。
1.エクストリミスというナノテクノロジー
以後の展開ではエージェント・オブ・シールドのシーズン1の1話から度々登場している。
ガンマ線、超人血清の複製品、エクストリミスを配合した代物で作中では見たまんまのムカデ血清と呼ばれる物だ。
後はアベンジャーズインフィニティウォーから、アイアンマンマーク50のスーツもナノテクノロジーとして取り入れている。
更にその後、フェーズ4のシャンチーではエクストリミスソルジャーが地下格闘技で出現。対戦相手はブラック・ウィドウの一人だった。
2.実は原作ではトニーも…
原作でもエクストリミスは同性能だが、違っているのはトニー・スターク自身がエクストリミスを服用している所だ。
※エクストリミスによって蛹になったスターク氏
あまりに強いエクストリミスソルジャーに対抗するため、自身にエクストリミスを投与。脳とスーツを直結できるコンピューターヒューマンとして強くてニューゲームを果たした。
骨の内部に空洞作り、スーツを仕込んでいつでも着脱可能。反応速度も段違いになり敵を圧倒した。
インフィニティ・ウォーでは外付け可能なリアクターにナノデバイス化されたスーツを仕込んでいたが、元ネタはここにある。
原作のアメコミを置いておくので気になれば読んでみてはどうか。
・また巻き込まれるロクソンオイル社
今回の巻き込まれた一番の被害者、トーマスリチャーズさん。年齢不詳の会計士。彼が努めている会社の名前はロクソン・オイルというが、MCUには沢山登場しており、そのたびに何かと巻き込まれている。
それについては長くなるのでまとめ記事を載せておく。
・ハーレキーナー
ポテトガンを持ってトニーと対面したハーレーくん。ロバート・ダウニーJrが最後になると謳われた当初、彼が次期アイアンマンになると噂が流れていた。
恐らく小学生だった彼は、エンドゲームでまた再登場している。もしかしたらまたひょっこりあらわれたりするかもね。
・スーツ総勢35機
トニー・スタークは不眠症を患っていた。眠れない時間を持て余していたスタークは色んな用途に応じたスーツを開発していた。
その数35機。その全てがJarvisによって遠隔操作がされており、エクストリミスソルジャーたちと戦った。
キャラ立ちというかスーツ立ちがすごく人気は鰻登り。各スーツには名前があり、商品展開されて今でも人気は色あせていない。
・逮捕されたトレヴァー
本作で捕まったトレヴァースラッタリーだが、フェーズ4のシャンチーで再演を果たしてたりする上、現時点では映像化されると噂のワンダーマンに出演するという話。
こういった脇役でもマーベルの他作品では、繋役として機能しているので油断ならない。
・ながくなりそうなのでここまで!!
インフィニティサーガではアイアンマン単独作はラスト。以後でもアイアンマンは沢山登場しているので期待して追いかけてほしい。ではな!