現在デシメーションによって死んだ人々が舞い戻り、異星人やよくわからない存在が表立って活動するMCU。
そんな情勢の中でワカンダ国はどうなっているのか、新しくアップロードされた新トレーラーに倣って考えてみようと思う。
・フェーズ4におけるワカンダの動向
1.ワカンダの国交と狙われているかもしれない資源
まず1つはファルコン&ウィンター・ソルジャーだ。
3話から5話にかけてアヨ率いるドーラミラージュが登場した。
当該ドラマにおける彼女らは、王の仇であるヘルムートジモ脱獄に反応して現れた。ここに対した言及はないがアヨ曰く「行ける範囲が管轄」とのことだ。
鎖国されていたワカンダは開国状態にあり、これは国連に認められた活動だと言える。
本人達に認識はなくてもヴィヴラニウムが欲しいと思う国は沢山あるだろう。他国にとっては下心ありきの国交という事ではないだろうか。
今や大っぴらにされたヴィヴラニウムの在り処。言い方を変えれば悪役や他国から「ワカンダの資源と技術」は狙われていると言える。
2.インターン制導入
シーハルクに登場した小金持ちのトッド。彼も一応ではあるがワカンダ絡みのキャラクターになっている。
まずオークションによって競りおろしたドーラミラージュのヴィヴラニウム製槍を返還要求されていること。
そしてワカンダに留学したことも発言していた。
槍については特に問題はない。問題はないことはないが、ブラックパンサーで美術館に飾られていた物が実はヴィヴラニウム製品だということがあったので珍しくはなさそうだ。
気になるところは留学というワード。
まぁ外交ともなれば留学制度の1つや2つはあって然るべきだろうが、MCUとして繫がる部分はアイアンハートだ。
・ワカンダフォーエバーに出演が確定されたアイアンマンの後継者
原作ではマサチューセッツ工科大学に天才として認められた、トニー・スタークをも認めるのはリリウィリアムズという名の15歳の少女。
色んな情報はさておき、次作に登場するのはこのアイアンハートなるリリウィリアムズ。演じるのはドミニクソーンさんだ。
この設定が映画に反映されているかどうかは分からないが、マサチューセッツ工科大学というのならワカンダ国内での留学はされていそうなものだ。
そう考えるとワカンダ国には幾多の学生が足を運んでいる。その裏で暗躍する人間も同様だ。
因みにだがマサチューセッツ工科大学に入学しているのはスパイダーマンでお馴染みのMJとネッド。
関わりがあるかどうかはドラマ「アイアンハート」で明らかになりそうね。
・つまりは混乱しまくり!
要点を纏めるとワカンダは混乱しまくりだということ。
何故なら長らく鎖国していたワカンダにとって初めての事だらけだからだ。留学生を受け入れたり、ヴィヴラニウムを狙う勢力から自国を守ったり、オーバーテクノロジーを持つ国独自の悩みに頭を抱えていそうだ。
そんなときに頼れるリーダーがいればなんのことはないだろうが
残念ながらワカンダ国王ティ・チャラも、チャドウィック・ボーズマンもこの世にはいない…
・混乱のワカンダにタロカンによる襲撃か?
守護神であり王であるブラックパンサーことティ・チャラが死んで1年後というのがブラックパンサー ワカンダフォーエバーのストーリーだ。
残念ながらティ・チャラ王はリキャストされず、物語上で死んでしまっている事が確定されている。
国交も恐らく上手く片付けられないまま、色んな事が津波のように押し寄せる中で命を落とした王。指針をなくした彼らの前に現れたのは、海底都市タロカンの玉座に座るネイモアだ。
何故彼らがワカンダにいるのかはまだ分からないが、本作品では混乱と調和のバランスを取れないワカンダを見ることになりそうだ。
そんな彼らに新たな希望が生まれている。
次代のブラックパンサーはスクリーンにて正体を見るだろう。