アメコミヒストリー

マーベル振り返ったり考察したり

2010年といえば3D元年!

アイアンマン2が公開された2010年は3D技術が世間で目立つ年。


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3D映画で言えばアバターなんかはその代表作だが、このノリはナンバリングタイトルの映画なんかも参入し、後続して色んな作品がでてきたのが懐かしい。

 

 

なんだかんだと話題になりやすい映画が豊作だった。

エクスペンダブルズも2010年に公開。アベンジャーズに先駆けたある意味でクロスオーバー的作品とも言える。

大御所アクション俳優の詰め放題といった感じな為、個性の渋滞を起こしている。何か余計な事を言いそうになったら、ポップコーンを口に詰めて観る事をおすすめする。
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ノーラン監督の映画作品を紹介するときには、やはりインセプションは外せない。

類を見ない設定に科学用語を織り交ぜることには一級品のノーラン監督、見応え間違い無しだとブログ主は思っている。

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あとはキック・アスだ。GODZILLAアベンジャーズエイジオブウルトロンではピエトロ役のアーロン・テイラー=ジョンソンが主演。

何よりも子役だったクロエ・モレッツが出演している所が憎い。
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当時13歳とは思えない大人っぽさと大人顔負けの演技が話題を呼び、目覚ましテレビなんかでも紹介された。
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映画で話題になったとはいえあまり知られていないのが、キック・アスマーク・ミラー原作のアメコミ作品である。


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映画作品よりもダークな雰囲気がある翻訳本がヴィレッジブックスから流通している。興味があれば一読してほしい。

そしてまた別の機会にでもマーク・ミラー原作のアメコミを紹介したい。

何故ならキングスマンやジュピターズレガシーも彼の原作であり、マーク・ミラーの世界で生きる一つのバースだからである。

 

 

と映画業界はこんな感じで、またもや話題の波に飲まれてしまったアイアンマン2

大丈夫!まだチャンスはあるよ!

 

 

3D元年と呼ばれた平成22年

凄まじい話題性で市販流通にまで調子に乗らせた3D映像技術。その流行りだしが2010年だった。f:id:rkomuta:20220816174937j:image

2003年にスパイキッズ3Dがあったにも関わらず、まるで初めてやりましたよくらいの雰囲気で世間を騒がせていた。

大衆娯楽として触れられところといえばUSJで体験するか、雑誌の付録で紙のメガネで使われるくらい。
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因みにアマゾンでも紙のメガネは売っていた。一体何に使うというのか。

 

 

なぜそんなエグいことになったかといえば、2009年に公開したアバターに起因している。


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監督はターミネーター1と2、タイタニックで有名なジェームズ・キャメロン氏。

良質で面白い映画を排出する彼の作品は興行的に例に見ない成功を収めている。歴代興行収入ランキングはアバターが1位、我らがアベンジャーズエンドゲームが2位、タイタニックは3位。二作品もランクインしている。

因みにエンドゲーム公開当初はアバターを抜いていたが、中国での再上映で返り咲き。それまでは首位を12年間守っていた。

 

その影響は映画界を飛び抜けて、家電業界に影響してしまった。

 

 

何に使うというのか家庭用3D


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まずここで書きたかったのはパナソニックが放つ2010年4月に国内初販売した3D映像対応テレビ 3D VIERAだ。

当時30万円以上した高級品だが売れ行きは好調、それに続いて大手家電メーカーは続いて行ったことで映像ソフトの3D化、更にはゲーム機すら3D対応に至った。
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勿論当時スマホも普及しだしていたため、3D映像にできるスマホも出ている。


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ガラパゴススマートフォンと呼ばれていて僕も持っていた。YouTubeすら3Dにできていたので大興奮で使い倒していたが、今でこそ必要だったのかかなり疑問だ。

彼らの登場のおかげでTOHOシネマズでは4DXが生まれ、VRが販売市場ができたと言えるかもしれない。

 

因みに3D VIERAは現在、価格ドットコムに価格が乗っていない。流行り廃りは早いものだ。

 

 

勿論悲しいこともある

2010年1月12日、ハイチ共和国にて甚大な被害を起こしたハイチ地震が起きた。
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殆どの建物が天井と床が重なって潰れるパンケーキクラッシュ起こし、住民達はホームレス状態。

その被害規模は2004年のスマトラ沖地震に匹敵、死者行方不明者が多い地震の中で1556年の中国と115年のアンティキオで起きた大地震に挟まれる程だ。

 

2月にはチリで地震も発生、日本に津波が到達したことがニュースで大々的に取り上げられた。
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南海トラフ巨大地震も叫ばれる近年、日本に住む僕らも他人事ではない。

 

 

 

 

またもや話題に負けたアイアンマン2

とこんな感じ!残念ながら日本はマーベルにかまけている時間はあまりなかった印象だ。

だからといって侮るなかれ、マーベルは下積み時代を過ごしているに過ぎなかった。