マイティー・ソー ダークワールドはイースターエッグや小ネタがかなり細かく隠れているため、正直な所ツタワリづらさがある。
それでも原作やMCUへのリスペクトが詰まった作品だということを忘れないで欲しい。
・実はリキャストしていた。
今回も出てきたウォリアーズ3だが、3人の中で俳優が変わっていたキャラがいたことに気がついていただろうか。
それはファンドラルだ。
ダークワールドでは、ザッカリー・リーヴァイ。
一作目のマイティー・ソーではジョシュア・ダラスが演じている。
もともとリーヴァイ氏が一作目から演じる予定だったがようだが、撮影スケジュール的な部分で合わなかったようだ。今回も同じ理由だと公式アナウンスがあった。
・戦に勝って、恋に負けるシフ
今回も報われない恋心をソーに向けているシフは、活躍の場がドラマ「エージェントオブシールド」に移ることに。本作品後日談としてのゲストで登場している。
アスガルドの脱走騒ぎで牢獄から逃れたアスガルド人ローレライを追って、地球に降り、コールソンらSHIELDと協力するという話だ。ちゃんと繋がってるよなほんと…すごい…
・ダークエルフ
スヴァルトアールヴヘイムに住むダークエルフ。
彼らは原子族と呼ばれるおり、闇から生まれた種族だと言われている。
光などの自然物質が有害になるため、星外活動では生命維持装置が必要であり、そのせいでストームトルーパーのような見た目になっているそうだ。
太古の存在だと言われているがかなり先進的な技術を保有している。
母艦アークに戦闘機のハロウ、標準装備には粒子ライフルにブラックホールグレネードを腰にぶら下げている。荒れた土地からは想像もつかない武器の数々、どっから調達してるんだこんなの…
・岩肌のクロナン人
冒頭のヴァナヘイムの戦乱で現れた岩の怪物。彼の種族はクロナン人と呼ばれており、本作品では名前がついていなかった。
因みにマイティー・ソー バトルロイヤルから登場しているコーグも同種族だ。
原作ではコーグが登場してしており、作品名がプラネット・ハルク。そして今注目されているワールド・ウォー・ハルクスだ。
詳細をまた後日にするとして省くが、真ん中のでかい岩男がコーグというキャラクター。これはやっぱ伏線だったのだろうか…
・ノーマンエマーソンのトラック
重力の影響を受けて浮かぶトラックの屋根にはノーマン エマーソン アンド サンズ LTDと書かれていた。
トレーラーの公開当初はSONYのアメイジング・スパイダーマンの影響もあって、グリーンゴブリンの伏線じゃ…なんて噂がたっていた。
だが実際は建設業用品など、手広く製品を排出している現実に存在した、Norman Emerson Group Limitedという会社名の捩りだ。
因みにホームページもあるので気になったら調べてみてくれ。
・エーテルって?
エーテルとはアリストテレスが提唱した天体を構成する第5元素。
だがMCUにおいては思いのままに物質を変えしてしまうインフィニティストーンの一つ、リアリティストーンだったことがコレクターの発言からわかる。
・またまた、アイシュタインローゼンブリッチ
マイティー・ソーで言及されたビフレスト、アインシュタインローゼンブリッチをジェーンはついに体感することができた
入口がブラックホール。そして出口は吸い込んだ光を排出してるので白くなっており、ホワイトホールになっている。
アインシュタインローゼンブリッチ、ビフレストについては下記でまとめているのでよければ
https://rkomuta.hatenablog.jp/entry/2022/08/23/100401
・セルヴィグの黒板はイースターエッグではなかった
ロキの洗脳と四次元キューブの影響で脳に混乱が起こっていたセルヴィグ博士。公開当初は単なるイースターエッグだと思われていたが、実際は真実だということがわかった。
・616ユニバース
616ユニバースという意味は、皆ご存知の通りマルチバースにおける世界の番号だ。
公開当初この616という番号はコミックにおける正史世界の番号であり、そのイースターエッグだと
思っていた
コアファンの間ではマーベルコミックがMCUの認識番号としてつけたのがアース199999が知られていた。
だが十数年後にロキのドラマが始まり、一話でロキのテープフィルムにアース616という名前が書いてあった。つまりそういうことだ。
MCUの今後はアース616ということになる。
今後言及されるかわからないが、もう著名人は使ってしまっている。どうなることやら。
・ネクサス・オブ・オール・リアリティーズ
パラレルワールドが交差する宇宙の場所で、現実と現実の間にあるという。その門は色んなキャラクターが守護しており、ドラマ ワーウルフバイナイトのトレーラーに姿を見せたマンシングもその一人だ。
・キャップのカメオ
一番有名であろうキャプテン・アメリカのカメオシーンだ。
・マイティー・ソーの人間性
ソーのハンマーにはいつも寝床があったり、いつも傍らにムジョルニアを置いている。だがこのシーンでは家に入り玄関にムジョルニアをぶら下げていた。
彼が傲慢さを捨て、誰かの生活に寄り添う事を選んだ瞬間とも言える。エモい…。
・スルトがいるよ!
惑星直列によって世界が繋がったシーンがこれだが、赤い溶岩が流れる世界が見える。
これはマイティー・ソーバトルロイヤル冒頭のムスペルヘイムだ。
とこんな感じ。今となって意味がなすシーンには驚いたよ…ほなまた。